海外のアーティストさんにタトゥーをいれてもらいたい
色んな国のタトゥーアーティストのきれいで独創的なタトゥーはInstagramで何時間でも見てられますよね
日本でタトゥーをいれた人の経験談はよく目にするのですが、
海外のアーティストさんのところまで足を運んでタトゥーをいれた人の話ってなかなか聞いたことないですよね?
私が「海外でタトゥーをいれてみたい!」と思ったときもそうでした。
今回の記事で海外でタトゥーをいれる時のアーティストとのやり取りや、実際に支払ったら施術料などを共有するので、海外でタトゥーをいれてみたい人の参考になれば嬉しいです。
筆者のまいきーについて
施術後に撮影されたタトゥーの写真
筆者のまいきーはニュージーランドに移住後、日本に一時帰国の際にお目当てのアーティストさんがいる韓国で両足首にタトゥーをいれました。
今回はその経験に基づいてタトゥーについてお話します
海外のタトゥーアーティストを見つけるならInstagram
Instagramをおすすめする理由
多くの海外アーティストはInstagramを自身のポートフォリオのように使っているからです
私がタトゥーをいれてもらった韓国人のタトゥーアーティストもInstagramを通して出会いました
オーストラリアのワーキングホリデーで海外のタトゥー文化に興味を持ち、
Instagramで海外の有名なアーティストのアカウントをチェックしていました。
カナダやロシア、韓国、中国、台湾など色々なアーティストさんのタトゥー画像は見ていて飽きないですし、
自分がいれたいタトゥーのデザインをブックマークする作業もとても楽しいです
世界を股にかける人気のタトゥーアーティストは、予約まで何ヶ月待ちなんてあたりまえ
そもそもそのアーティストが予約を現時点で受け付けているかの情報は、プロフィール欄に書かれていることが多いです。
Booking open (予約受付中)
Booking close (現在予約不可)
お問い合わせが多い人気のアーティストさんは、Instagramのストーリーズで予約方法や、予約時に記載してほしい内容を丁寧に説明している場合もあるので要チェックです。
タトゥーの料金は基本的にアーティストしだい
タトゥーアーティストによって施術の金額設定は異なります
基本的に料金表はInstagramやWebサイトに掲載されていないです
私は今まで2度タトゥーアーティストとデザインの相談や、見積もりをしてもらったことがあります
大きさで金額を決めているためか、見積もりの際にはタトゥーのサイズ(○○cm x 〇〇cm )が必須です
私が足首に入れたタトゥーは、2021年9月現在のレートで、片側55000円×2箇所でした
- 見積もりを出してもらう(mailやメッセージアプリ使用)
- 施術日を予約
- Deposit(予約金) を日本円で約1万円程度をPaypalで支払い
※Depositはタトゥーの金額でおそらく変わります - 残りは現地で施術終了後に現金払い
タトゥーのデザインや金額の相談に英語は必須
海外のアーティストさんとのやり取りは必ず英語を使います
第一言語が英語ではない国のアーティストさんで
国外からのクライエントを受け付けている場合は
予約のお問い合わせや現地でのやりとりも英語が使われます。
現地でのデザインの修正など、難易度の高い英語が必要になる時も
ただ、現地でのアーティストさんとのやり取りは少し難易度の高い英語が必要になってきます
実際に韓国のアーティストさんに予約を取った際は、
彼女のInstagramのポストからお気に入りの「Bird of Paradise」タトゥーを選んで、「このタトゥーと同じものをいれたい」と連絡して、OKをもらいました。
↑いれてもらう予定だった Bird of Paradise のタトゥー
しかし、現地にいってデザインを確認したところ、同じ花でも違ったデザインを彼女は私のために用意していました
写真と同じタトゥーをいれてもらえると思いこんでいた私は困惑しました
デザインが異なる理由を尋ねたところ、
「全く同じデザインのタトゥーをいれることはできないので、あなたようにアレンジする必要があるの」
ということでした。
そこからは時間が許す限り、アーティストと一緒にデザインを考えました
「ここの色は違う色にしてほしい」
「花の角度を変えてほしい」
「花のような、鳥にも見えるデザインにもっとしてほしい」
などなど
どちらも英語は第二言語でしたが、やり取りは問題なかったです。
50分ほどデザインを直して、
「OK、これ以上デザインに時間をかけたら施術する時間がなくなるから始めるよ!私を信じてね」
とアーティストから言われて施術に移りました
もし、英語や現地の言葉に不安があるのでしたら、可能であれば現地のお友達をつれて行くことをおすすめします。
ちなみに現地のタトゥースタジオ(アーティストの自宅)の場所がよくわからなくて、
友人の韓国人にお世話になりました
日本人にありがち、デザインが気に入らなければNOという大切さ
自分が希望する・提案したデザインと全く違うデザインをアーティストから提案された場合ははっきりとNoという
タトゥーのデザインはアーティストだけが作り上げるのではなく、私達クライエントとともに作り上げるものです
人によってのタトゥーへの思い入れは様々です
- アーティストに提案されたデザインを変更提案
- キャンセルしたりするのは申し訳ない
という理由で、自分が100%納得の行かない状態のデザインのタトゥーを一度いれてしまうと後悔してしまう可能性があります
実際に私が現地まで行ってからキャンセルをした経験談
実は私はアーティストさんがデザイン・提案されたタトゥーをキャンセルした経験があります。
とても憧れのアーティストさんで予約が取れた際は飛び跳ねて喜びました。
当時は、オーストラリアにワーキングホリデービザを利用して暮らしており、
たまたまウクライナのアーティストさんが
バリに滞在予定で、現地のタトゥースタジオでお仕事をするということですぐ予約の連絡をとりました
- 友人とバリ行きの飛行機のチケットを取り、デポジットをUS100 をPaywayで支払い
- 現地に到着し、施術の前日にデザイン画が送られてくる
- とても美しいデザインでしたが、私が希望したデザインとは全く異なるものだった
- メッセージのやり取りで、花の色を一部変えてほしいとお願い
- 「もうデザイン画を描き終えて、今日は疲れているから変更はできない」と言われる
現地到着の前のやり取りの中でも、
「希望されたその花はもううんざりするくらいデザインしたのでやりたくない」
と言いつつ実際のデザインには、その花が盛り込まれていたり、ちぐはぐはやり取りが何度かありました。
正直に言って、このアーティストにまかせていいのか不安な気持ちになりました。
その時のタトゥーのデザインは背中にいれる大きなもので、私にとってのファーストタトゥーとなる予定のものでした。
その後、そのデザイン画は他のクライアントさんのタトゥーに使用されていました。
とても美しいタトゥーでしたが、やっぱり私が欲しかったものとは違うと再確認できました。
キャンセルしたことは後悔していないです
また、自分が納得ができないものへははっきりとNOという大切なことを学べてよかったです。
全ては自己責任。でも私は世界で一つの自分のタトゥーに満足していて愛おしい存在です
海外でタトゥーを入れることは日本で入れることと比べると、言語の壁があったり、現地までの時間や交通費がかかったりと少しハードルが高いです。
でもその分、世界中には素敵なアーティストさんがいます
日々目にするニュースなどを通して、
日本では以前よりタトゥーが受け入れられてきているようにもみえます。
海外からの旅行者や、スポーツ選手の影響等もあるのかもしれません。
でも、いまだに偏見や、ネガティブなものとして捉えられる状況もよくあります。
私は今回のタトゥーに関する記事でタトゥーをいれることを推奨しているわけではありません
ただインターネットで調べた時に、今回発信したような情報をあまり見かけたことがないと思いました。
なかには海外でタトゥーをいれたいけど、実際にどうしらた良いのかよくわからないという方もいると思ったので、
今回私の経験をブログ記事としてシェアさせていただきました。
私は韓国のアーティストさんと一緒に作り上げた世界に一つの素晴らしいタトゥーをとても愛おしく思います
タトゥーの施術終了後は、自分の肌に描かれたタトゥーを見て、
私は嬉しさのあまり感動して泣いてしまいました
選んだ花や色には全て私にとっての意味、ある事への決意の現れがあります。
今回の記事があなたが探し求めている夢のタトゥーデザインにたどり着くための手助けになれば嬉しいです